
新コロナウイルスでパンデミック宣言がなされ、世界の株式市場は不安心理が増幅しています。世界同時株安で軒並み短期間に30%以上の歴史的大暴落に見舞われています。
相場は人間の心理の反映し人気で動くものです。相場は多くの人の需要と供給で決まるものです。相場は常に正しいものと理解し、相場に取り組みましょう。相場の流れを読み切ることが大切です。
安値に暴落した相場、売り方の気が強い時こそ次は反発するチャンスです。
少し勇気をもって弱気株式市場に参戦してみましょう。
先ず、基本的に大切な事の確認ですが
1,トレーディングと投資の違いを認識する
2,売り 買い 損切りの徹底
3.限られた知識情報と数少ないツールで十分です
4.相場は自分を含め人間の心理が影響する。
5.自分流のルールを作りそれを守る。
以五つの事は前提です。この前提をまず守って相場に参戦しましょう。
現在相場は嵐の中にあります。「ピンチはチャンス」と心得てスタート
しましょう。タイミングも重要です。相場の格言で「もうはまだなり。まだはもうなり」と言う含蓄のある言葉があります。
日経225 3/18

TOPIX 指数 チャート

■チヤートはこれだけで十分
●逆風の相場では羅針盤として有力なツールがチャートです。利用するチャートについてまず理解して上手く味方として利用しましょう。多くのことを教えてくれます。ここで紹介するチャートの種類だけで十分です。
チャートでは ローソク足 移動平均線 下値支持線 出来高 騰落レシオ
について重要であり、理解して使いこなしましょう。
先ず ●ローソク足とは、一定期間の相場の4本値(始値、高値、安値、終値)を用いて一本の棒状の足を生成したもので、このローソク足を並べていくことで、相場の状態や流れを一目でわかるようにしたチャートをローソク足チャートといいます。
時間単位で 分足 日足 週足 月足 年足がありますが瀬、ここでは日足を使用します。
ローソク足チャートは、日本の江戸時代に生まれた伝統のあるチャートで、現在では海外でも広く使われています。
ローソク足には、「陽線(ようせん)」と「陰線(いんせん)」の2種類があります。
始値より終値が高い場合を「陽線」といい、始値より終値が低い場合を「陰線」といいます。


いろいろ種類があり組み合わせと 出現する位置関係で強弱を見ます。
特に長大陰陽線 上髭陽線 下髭陰線には注意しましょう
●移動平均線 短期では5日 25日 75日移動平均線を使用します。移動平均線は、過去の一定期間の株価の平均値から求めます。
移動平均ではその向きが上 下 並行なのかによってトレンドの流れを把握します。

ローソク足と移動平均の位置から乖離関係で強さ弱さを判断します。
① 移動平均線が上向きなら上昇トレンド、横ばいなら方向感のないもみあい局面、下向きなら下降レンドと判断します。
② 価格が移動平均線の上側にあれば強い相場、下側にあれば弱い相場と判断します
移動平均線を利用すると株価に関する次のようなことを知ることができます。
現在の株価が一定期間の平均に比べてどの程度の位置にあるのか
株価の流れはどうなっているのか(上昇か下落か、もしくは横ばいか)
株価の流れが変化したかどうか
●下値支持線 上値抵抗線
この位置まで株価が下落すると、下げ止まるか反発に転じるとみられる位置のこと。
チャート上で、過去の安値と安値を結んだ線のことを指す場合が多くなっています。
この位置まで株価が上昇すると、上値が抑えられる位置のこと。
チャート上で、過去の高値と高値を結んだ線のことを指す場合が多く、相場が下降トレンドの場合では移動平均線が抵抗線になる場合もあります。過去の高値付近には、戻り待ちの売りが控えており、こうした売り物が株価の上昇を妨げます。
●出来高 「出来高」とは売買が成立した株数のこと
今後の相場の動きを掴むのに重要な指標のひとつ 強い株は出来高と相関関係があります。出来高は東証1部の銘柄が多い傾向にあり人気により出来高がいきなり増えることがある。通常の出来高より以上に増加する時は注意しましょう。
●騰落レシオ
25日間の値上がり銘柄数の合計/25日間の値下がり銘柄数の合計」を計算したものを25日騰落レシオと呼びます。
騰落レシオは100%が中立の状態で、100%を超えると値上がり銘柄のほうが多い状態を意味し、120%以上になると過熱気味、逆に、70%以下は底値ゾーンといわれるのが一般的です。
■まとめ
相場参入には5つ前提常識があります。
1.チャートは相場の羅針盤。現在の相場の位置をまず確認します。
ここで必要なのは現在の位置 そして方向性と転換予想をチェックし 売買に利用することです。
2.ローソク足は組み合わせが多くいろいろな意味があり、移動平均線方向性と転換をチェック 出来高は人気の強さ 騰落レシオは相場が強い弱いか抵抗線で売値買値の目安になります。 3. これらのチャートを理解組み合わせることにより、どんな相場でもあなたの有力な武器になります。