1.投資対象が安全のため金融証券取引法に該当するか確認する。
2.投資信託の特色は専門家が運用 種類が大杯
3.不動産投資はいろいろ種類があり 原物か有価証券型によって異なる。
4.レバレッジの効く投資は少ない資金で投資できるがメリットデメリットに注意する。
5.新しい投資の流れをチェック ①ロボット投資 ②
ソーシャルレンディング ③仮想通貨が話題

資産形成の投資対象には多くの種類があります。大きく分類すると原物投資と有価証券化商品に分けることが出来ます。リスクとリターン当然視野に置くべきであり、今回投資対象の種類や特色等採り上げてみました。

1.投資対象が安全のため金融証券取引法に該当するか確認する。
2.投資信託の特色は専門家が運用 種類が大杯
3.不動産投資はいろいろ種類があり 原物か有価証券型によって異なる。
4.レバレッジの効く投資は少ない資金で投資できるがメリットデメリットに注意する。
5.新しい投資の流れをチェック ①ロボット投資 ② ソーシャルレンディング ③仮想通貨が話題

投資対象として規制対象となっていない新しい金融商品がたくさん出現してきています。金融商品取引法では、従来の法制の「すき間」を埋め投資性のある金融商品をできるだけ幅広く横断的に規制対象としました。先ず投資対象の金融商品が該当するかどうか確認ください。流動性安全性の面からも大切です。
投資に関しては対象ごとの分類として 

1,コモディティ投資 (コモディティとうし)
コモディティ(Commodity)とは、一般に、“商品”のことを指す言葉で、コモディティ投資とは、商品先物市場で取引されている原油やガソリンなどのエネルギー、金やプラチナなどの貴金属、トウモロコシや大豆などの穀物といったようなコモディティ(商品)に投資することをいいます。投資の仕方には、直接的に商品や商品先物の市場で運用される商品ファンドが以前からありましたが、近年では、商品指数に償還価額が連動する債券などに投資する投資信託など、利用方法の選択肢が増えてきています。

特色として
商品先物の市場の動向は、物価に大きな影響を及ぼしているといえますので、非常に注目度の高いものとなっています。しかし、直接商品先物取引を行う場合は、少額の資金で大きな取引ができるようになっているため、レバレッジ(てこの原理)を大きくするほどハイリスクになる点には注意が必要です。
以前は商品市況と債券や株式等の金融資産の市況はあまり連動性がないとの見方もありましたが、近年では金融市場のグローバル化が進んだことで、ある程度相関性があると考えられるようになっています。

2.投資信託 (とうししんたく)運用は専門家
投資信託とは、多くの人が資金を出し合って運用をプロに任せる投資商品のひとつで、投信、ファンドとも呼ばれています。集まった資金は、国内外の株式や債券などに投資されます。
特色として通常、株式や債券を購入するには数万円~数十万円単位の資金が必要ですが、投資信託は1万円ほどの少額から投資できるものが数多くあります。大きな資金をプロが運用するため、たくさんの銘柄へ投資し、海外の株式に投資するなど、個人ではなかなかできない投資が可能になります。また、複数銘柄に分散投資するので、リスクを抑えることができることも特徴のひとつです。投資先はその投資信託の運用方針によって決まっており、運用方針によりその商品性が大きく異なります。もう少し詳しく見てみましょう
〇投資対象資産から見る「何に投資しているのか?」
株式や債券、REIT(リート:不動産投資信託)など投資対象となる資産は様々です。それぞれ特性が異なり、期待できるリターンや関わってくるリスクにも違いがあります。
株式:企業が発行した株式は、債券よりも値動きが大きいため、株式で運用する投資信託は、比較的大きな値上がり益を狙えます。資産を大きく増やしたいなら、有力な選択肢となってくるでしょう。一方で、思惑が外れて値下がりする場合のリスクも大きくなりますので、注意は必要です。
債券:国や企業などが発行した債券で運用する投資信託です。債券は発行元が破綻しない限り、満期まで保有すれば着実に元金と利息が得られ、市場での値動きも株式と比べて安定的です。ただし、世界的に金利水準が低下し、高い収益性は期待しづらくなっています。
不動産(リート):REITは、オフィスビルや商業施設、ホテルなどを所有し、賃料収入や売却益を投資家に分配するという仕組みになっています。このREITを運用の対象としている投資信託は、分配金の利回りが相対的に高いことで人気を集めています。
コモディティ:金や原油、穀物などのコモディティ(商品)市場は株式などの市場との連動性が比較的低く、異なる値動きを示す傾向にあります。指数化しETFとして分散投資の選択肢の1つとして注目する投資家が増えています。

運用方法から見る
大きく分けると、投資信託の運用方法にはインデックス型とアクティブ型の2つがあります。それぞれにメリットとデメリットがあるので、両者の違いをきちんと理解したうえで、自分の運用方針に応じて上手に使い分けると良いでしょう。
インデックス型 日経平均株価など、特定のインデックス(指数=市場の平均的な値動き)に運用成果が連動するように設計されている投資信託のことです。着実に平均的な値動きを享受できる反面、それを上回る成果は期待できません。信託報酬などのコストが割安なのが魅力です。
アクティブ型 一般的に、目標に定めたインデックスを上回る運用成果をめざすのがアクティブ型の投資信託です。判断が的確ならインデックス型を凌ぐリターンを得られるものの、思惑が外れると、逆に下回るリターンとなる可能性もあります。インデックス型と比べてコストも高めの設定です。

3.不動産投資 原物投資としての
そもそも不動産投資とは、「何らかの不動産物件を購入して第三者に貸し出し、その家賃を利益として受け取る投資方法」のこと。簡単にいえば、「大家になること」です。利便性の高いエリアや、知名度が高いエリアにある収益性の高い物件で不動産投資をすれば、大きな利益が見込めます。
そして、不動産投資は主に「ワンルーム投資」と「一棟買い投資」の2種類に分けることができます。

〇.ワンルーム投資
分譲マンションの1室を購入して、貸し出します。1室のみを購入すればよいため、購入代金や維持費などが少なくて済みます。しかしながら、1室分の収益しか得られないので、大きなもうけを得ることは、難しいです。

〇一棟買い投資
集合住宅や戸建て住宅を丸ごと一棟購入して、貸し出します。初期費用はかなり高くなりますが、その分、多くの家賃を得ることができます。
このように、ワンルーム投資と一棟買い投資はそれぞれメリットやデメリットが異なるため、どちらを選ぶかは慎重に考えて決める必要があります。
資金がなくても、ローンを利用すれば不動産投資ははじめられる
不動産投資にはお金がかかるため、資金に余裕がないとできない……というイメージがあるかもしれませんが、そんなことはありません。物件の購入に住宅ローンを利用することができ、毎月決められた額を返済していけばよいため、物件を現金で一括購入するだけの資金を持っていない人でも不動産投資をはじめることができます。
実際にローンを利用して不動産投資をしている人は多く、例えば、将来の年金に不安を感じた人や副収入を得たいサラリーマンなどがローンを活用して不動産投資を行っています。
不動産投資をするときに使えるローンの種類
投資用物件を購入する際に使えるローンには「アパートローン」と「プロパーローン」の2種類があります。「アパートローン」とは、公務員やサラリーマンといった定収入がある人が通りやすいローンだといわれています。融資の審査では、不動産の担保価値はもちろんのこと投資する人の年齢や年収、職業といった属性が重視されて融資の可否が決められるのです。つまり、「アパートローン」は投資の成功の可否という点よりも、返済能力が決め手となるといえるでしょう。
一方の「プロパーローン」は「アパートローン」とは逆に「事業の成否」に重点を置いて審査されます。融資を申し込んだ金融機関が「不動産投資が成功する可能性が高い」と判断すれば融資を受けられるローンです。
不動産投資でローンを組む場合、まずは「アパートローン」を使うのが一般的です。過去に不動産投資をして成功の実績があれば「プロパーローン」を選択するとよいでしょう。

〇.不動産投資の収益の2本柱——「売却益」と「運用益」
不動産投資では、「売却益」と「運用益」という2種類の利益を得ることができます。「売却益」とは、不動産の価値が上がったときに売却して得られる利益のことで、「運用益」とは、入居者から毎月得られる家賃収入をもとにした利益のことを指します。
例えば、5000万円のアパートを購入し、2年後に6000万円で売却することができれば「1000万円の“売却益”」を得ることになります。いわゆるバブル期が典型的ですが、景気が上向きで不動産価格が上昇傾向にあるときに大きな利益が生まれる傾向があります。
一方、全10部屋あるアパートを購入して1部屋6万円で貸し出し、全ての部屋に入居者が入れば毎月60万円の収入となり、「年間で720万円の家賃収入」が得られます。
このように、不動産投資は、投資物件が遺族にとって経済的な助けになる可能性が高く、いざというときの生命保険代わりとなるのです。
年金対策にも役立つ、不動産投資
「年金対策に役立つこと」も、不動産投資のメリットです。
年金は、一定の条件を満たした場合に国から毎月支給されるお金であり、働くことのできない年齢になっても継続的な収入を得られるため、老後の大きな助けになってくれます。
しかし、そもそも年金は若い世代が働いて稼いだお金をもとにして高齢者へ支給されるもの。少子高齢化が急激に進む現代では、働き手は減る一方で年金を受け取る人口はどんどん増えていくため、年金の原資の不足が予想されています。そのため、従来の年金制度が今後も永遠に続くという保障はなく、いざ自分が年金を受け取る年齢になったときには、安定した手厚い年金制度ではなくなっているかもしれません。
その点、不動産投資は物件が空室にならない限り家賃収入が入ってきますし、人気が高い物件であれば、長期的で安定的な収入が期待できます。
年金の代わりとして老後の安定収入を見込むことができる不動産投資は、特に若い世代にとってメリットがあるといえるでしょう。

4.FX 日経先物投資等のデリバティブ
FX 外国為替証拠金取引とは、証拠金を業者に預託し、主に差金決済による通貨の売買を行なう取引をいいます。
日経225先物取引とは、日経平均株価を原資産とする株価指数先物取引であり、大阪取引所等に上場されている。TOPIX先物取引、日経225オプション取引と並んで、日本を代表する株価指数を原資産とするデリバティブ取引である。少ない保証金で大きな取引が出来ます。
リスクリターンの大きな投資対象であり、初心者向けとはなかなか言えません。少し勉強が必要な投資対象です。

5.最近注目されている動向

5-1ロボットアドバイザーについて 
ロボアドバイザー(通称ロボアド)は、資産運用のアドバイスや補助をしてくれるサービスです
ウエルスナビ https://www.wealthnavi.com/company
テオ https://www.money-design.com/
ロボアドのサービス内容と流れは以下のようになります。
投資家がサービス提供会社のサイトやアプリにアクセスする
投資家がロボアドの質問(年齢、金融資産、リスク許容度等)に回答する
ロボアドが各投資家に最適な資産運用方針(ポートフォリオ)を提案する
投資家がその提案を了承する、または設定内容の一部等を変更し決定する
決定した設定内容に基づきロボアドが商品購入や、その後の調整(ポートフォリオのリバランス等)を実施する

〇ソーシャルレンディング(Peer-to-peer lending、Social Lending)とは『ネット上でお金を借りたい人、企業』(borrower:ボロワー)と『ネット上でお金を貸したい人、企業』(lender:レンダー)を結びつける融資仲介サービスである。類似のサービスに、投資型クラウドファンディングがある。貸金業法の金銭消費貸借契約を伴うものや株式投資型などの形態がある。
https://www.sbi-sociallending.jp/

〇仮想通貨
仮想通貨(暗号通貨)とは、電子データのみでやりとりされる通貨であり、法定通貨のように国家による強制通用力(金銭債務の弁済手段として用いられる法的効力)を持たず、主にインターネット上での取引などに用いられる。仮想通貨の種類には、ビットコイン、イーサリアム、リップル(、ビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash)、ライトコイン(、リスクk)などがある。現在Faceboが発行予定のリブラの動向が注目されている。

まとめ
1.投資対象が安全のため金融証券取引法に該当するか確認する。
2.投資信託の特色は専門家が運用 種類が大杯
3.不動産投資はいろいろ種類があり 原物か有価証券型によって異なる。
4.レバレッジの効く投資は少ない資金で投資できるがメリットデメリットに注意する。
5.新しい投資の流れをチェック ①ロボット投資 ② ソーシャルレンディング ③仮想通貨が話題